ハワイ留学へ行くと成長できる?留学のメリットを振り返る

「留学に行って成長した!」や「留学で変われる!」という留学に対する情報はポジティブなことばかりです。

留学に行くべきなのだろうか?日本で勉強したらだめなの?と良い情報ばかりで疑ってしまっている人はたくさんいると思います。

そこで実際にハワイへ4ヶ月間の語学留学に行った自分が感想をシェアしていきたいと思います。

肌で感じられるグローバル化

日本にいながら外国人と交流することと、外国で生活しながら日本人以外の友達と交流することは違いがありました。

どっちの方が良いというわけではありませんが、現地に住んでいる学生と友達になったことは、人脈が外国にも出来たんだと嬉しかったです。

また、留学へ行くと海外で生活するので、海外で働くことや外国人とコミュニケーションをとること、日本以外で生きていくこと、これらの大変さや楽しさを学ぶことができます。

すると将来のビジョンが少しながら明瞭になります。

就職は外資がいい。

外国を舞台に働きたい。

日本をもっと世界に誇っていきたい。

このような考えがどれくらい現実的なのか理解できます。

海外のことを視野にいれた考えができるようになりました。

実際に海外で生活したからこそ見えてくるビジョンはグローバルな社会へ足を踏み入れてるはずです。

世界視野を持てたことは自分の力になりました。

また、海外が遠い存在ではなく近い存在になることも大きな成果です。

グローバル化を知るのではなく、体感できました。

行動力の向上

何もしなければ留学先でも日本でも時間は一方的に進み続けます。

留学に行ったとき、何もしない時間が非常にもったいなく感じました。

留学の期間は限られています。

日本にいたとき、その日できなかったことは次の日にやればいいやという考えを持っていました。

しかし、留学先では日本に帰ってしまうと出来ないことがたくさんあります。

それを次の日に後回しにして、帰国の日が近づいていくことが非常に怖かったです。

今できることは今しておこうという生活をしていると嫌でも行動力は上がっていきました。

友達作りにおいても同じです。

今話しかけなかったら次のチャンスはかなり後になる可能性があります。

なら今話しかけるしかありません。

このように、留学中は「やる」「やらない」の選択肢が「やる」の一択になっていきました。

時間を、今を大切にする習慣は日本に帰ってきても変わりません。

留学を通して、人生を充実させよう、時間を大切に使おうという考えが習慣になりました。

企画力の向上

行動力の延長になりますが、週末の予定を立てるときのことです。

遊びにしても、イベントにしても自分から声をあげていけば必ず自分が中心に話が進んでいきます。

なので、毎週自分から遊びに行く声かけを行っていました。

ときにはイベント(パーティーなど)を考えみんなを巻き込みました。

自分が声をあげたからには内容も自分で実行する必要があります。

現地の友達に相談し、みんなが楽しめる案を話し合い、現地ならではのアイデアを教えてもらいました。

外国ならではの考えや楽しみ方を知りました。

すると自分の企画した遊びやイベントの質が上がっていきます。

どうしたらみんなを楽しませることができるのかと毎週考えていました。

誰かを楽しませるアイデアを考え、みんなが参加できるようにと毎週考えていると、次第に企画力が向上していきました。

リーダーシップ力の向上

リーダーシップ力とは、個々、集団において人の気持ちのベクトルを目的の方向へ向かせる力であると考えています。

ハワイで出会った友達は多様な国籍で構成されていました。

国籍が違うだけで、性格や価値観の特徴が大きく変わってきます。

友達に自分のことを信頼してもらい、友達として頼ってもらうには、大きな器を持ち、ポジティブなマインドで、責任を持てる人間でなければなりません。

リーダーシップ力にはいろいろな形があるので言葉で説明するのは難しいです。

しかし、多様な性格、価値観の友達と一緒に過ごしていると、リーダーシップ力を経験もしくは感覚として学べました。

これは留学に来たからこそ伸ばせたリーダーシップ力であると考えています。

忍耐強く、心に余裕が持てる

留学では人生初の経験がたくさんあります。

生活、コミュニケーション、文化の経験は驚きや嬉しさ、たまにショックなこともありました。

全てにネガティブに反応を示していてはストレスで体が持ちません。

最初の1週間はストレスに感じることもあるかもしれませんが、次第に新しい経験がストレスではなくなっていきます。

新しいことに挑戦する抵抗がなくなり、そしてストレスも感じなくなったことは留学での大きな収穫だと考えています。

さすがに、嫌な人、嫌な上司などの人間関係はストレスを感じてしまいますが...

高校生のころ、中学生のときの自分を振り返って幼かったなと思ったことはありませんか?

身長だけ伸びたと考えている学生はたくさんいるかもしれませんが、受験をしたり、大人の人と話したりと経験を積んでいるうちに確実に考えや行動も成長しています。

留学に行くと同じような感覚になります。

自分の場合、4ケ月前の自分が幼く感じました。

留学はそれほど濃い経験をたくさんできました。

日本の良さを知れる

この意見を言うと、日本にただ慣れているだけの話と言われるかもしれません。

それでも言います。

日本は本当に良いところばかりです。

特に日本は住み心地が本当に良いです。

ご飯は美味しいし、交通の便は良いし、道にゴミは落ちていませんし、コンビニがたくさんあるし、四季があるし、衛生状況は良いし、ホームレスは少ないし。

挙げていくとキリがありません。

日本より劣っていることを知識ではなく、実際に経験してみると日本の凄さを再確認できました。

日本のことがより好きになりました。

小さいコミュニティにおける人間関係を学習できた

これは大学生だからこそ言える情報かもしれません。

自分の留学は語学留学でした。

みんなホームステイか寮で、同じ学校に通い、みんな語学の向上を目指していました。

それは高校や中学校の教室のコミュニティに似ていました。

嫌な出来事や人間関係のいざこざが起きたとき、解決しない限り近くに問題が居続けるという現象です。

大学ではそのようなことがあっても気にしないのですが、コミュニティが小さいとそうはいきません。

自分の場合はこうです。

ドライブに行く際、誘える友達が限られていました。

仲良くなった順、もしくは仲がいい順に自然と誘う順番が決まります。

すると学校で仲良くしているのにドライブには誘えないという気まずい状況が出来上がりました。

学校でドライブの話を大きな声で言えないとか、いっそのこと隠そうかなど悩みました。

悩んでいると隠されている相手も気が付きます。

このような問題が続いたことから一度思い切って話し合うことにしました。

わざと誘っていないという感覚ではないということや、あなたのことが嫌いという意味ではないという思いを伝えました。

すると相手は考えすぎていたと言ってくれました。

これは言わないのが平和という嘘の延長上のような考えを持っていた自分のせいで小さな問題を大きくしてしまっていました。

違和感を感じた時点で気持ちをしっかり伝えていればよかったのです。

思いを伝える大切さを知ったと同時に、苦手な状況や出来事は踏み込んでみると解決できるということを学べました。

社会人になると社内という小さなコミュニティが存在します。

会社にいても、この留学の経験を活かし全員が幸せな状況をつくっていきたいです。

最後に

ここまで留学で得られたこと、成長できたことを振り返ってみました。

これらを考慮した上で「留学へいくと成長できる!」というセリフを自信を持って言えます。

ただ忘れてはいけないことがあります。

成長できるかどうかは自分次第です。

留学へ行っただけでは変われません。

お金があれば留学には行けてしまいます。

価値があるものにするかは目的を持ち、情熱をもって行動するかが全てです。

是非留学にいって成長してみてください!

気になる点がございましたらお気軽にご相談ください。

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